愛犬とドライブ♪ オリジナル・ドライブシート作り

2020.08.24

愛犬を車に乗せる。気をつけるポイントは?

わんこは家族の一員ですから、お出かけもできる限り一緒に、という方は多いと思います。近場の公園やドッグランから、お泊り旅行やキャンプまで、わんこを乗せてドライブする機会も増えているのではないでしょうか。

わんこを車に乗せる時、一番大切なのは安全であること。もちろん、わんこにとっても、ドライバーにとっても、です。そして同時に快適でもあること。

わんこと車でお出かけする際に気をつけたいポイントは、

車内温度管理、夏場の日除け対策

トイレ対策

車酔い対策

居住性と安全性の確保

といったところでしょうか。

車内温度は23~25℃くらいに設定し(飼い主はちょっと肌寒く感じるくらい)、直射日光が体に当たらないようシェードを調整してあげましょう。

長時間ドライブの場合は、水分補給や排泄のために小まめな休憩を。ペットシートも多めに用意しておくと安心です。

車酔いする子は、出発前の食餌を早め・少なめにするなどの工夫を。

こうした対策は、飼い主がコントロールしてあげられることなので、愛犬家の方々なら、すでに実践されているかと思います。

ですが、自動車の揺れや加速減速の繰り返しによって車酔いしてしまう子も少なくありません。特にシニア犬は、たとえドライブが大好きだったとしても、ドライブの後はぐったり疲労してしまうことが多いです。

そこで重要になってくるのが車内の居住性。

かくいう我が家も中型犬を多頭飼いしていて、たまの休日には彼らと山や湖に遊びに行きます。目的地に到着するまではリラックスして体力温存、遊び疲れた帰り路はぐっすり眠れる空間にしてあげたい!そんな犬好き職人が愛犬のために作ったドライブシートをご紹介します。

 

犬にとってストレスが大きい車移動

話は少し戻りますが、愛犬を車に乗せる時、皆さんはどうされていますか?

もし「小型犬だから膝に乗せて運転」なんて飼い主がいたら、それは道交法違反なので絶対NG!そもそも危険すぎます。「助手席に座らせている」飼い主さんはしばしば見かけますね。側で様子がわかるのでお互い安心感はありますが、万が一の時は後部座席に比べると危険度が高い。やはり一番安全なのは「後部座席でのクレート使用」でしょう。閉じ込めるのは可哀そう、という飼い主さんもいますが、本来わんこは狭いところが嫌いではないし、体が保定されるので酔いにくくなるように思います。

これは我が家の小さな車です。後部座席に積んだクレートに愛犬を入れてドライブしていましたが、ある時問題発生!新しい子を家族に迎えることになり、小さな車に中型犬用のクレート2台がどう頑張っても積めません。

そこで、こんなことを考えました↓↓↓

 

後部座席 丸ごとクレート化でストレスフリー!

ずっとこだわってきたクレートは思い切って断念し、乗せ方を変えます。後部座席ごとわんこ専用にカスタマイズして、安全で寝心地が良い“大きなクレート”を作ることにしましたので、ご紹介します。

1.飛び出し防止パネルの設置

急ブレーキなどによる前方への飛び出しを防止し、足元の段差を埋めて座面を広げるためのパネル。衝撃吸収のためパネルにはウレタンクッションを巻いています。

2.カバーリング

防汚機能付きのファニシング・レザーで後部座席全体をシームレスにカバー。寝心地がよく、適度に囲われているため、長時間ドライブも安心です。

=one point=

ソファ・椅子の張り地として使われるビニールレザーは、汚れが付きにくくお手入れが簡単。撥水性もあるので水遊びや雪遊びの帰りでも安心です。カラーバリエーションも豊富で、家庭用ミシンで縫うこともできます。

https://sincol-group.jp/digitalcatalog/leather2018/#page1

 

3.スペース活用

足元は収納スペースになるので、わんこグッズはもちろん、傘や羽はたきのような長物も両サイドから出し入れが可能です。

4.乗り出し防止フタの設置

スノコ型なので中の様子が確認しやすく、エアコンの冷気もしっかり届きます。夏場は遮光メッシュを巻くことで、サンシェードとしての役目も果たします。

 

【設置の様子】

設置も取り外しも簡単にできますが、いつもこのまま車検に出しています。

わんこ用に、アウトドア用に、愛車カスタマイズのちょっとしたヒントになれば、と思います。

 

オリジナルのドライブシートで愛犬と快適ドライブ!

わんこと楽しくドライブする際のポイントと、ストレスフリーの犬用カスタムシートのご紹介でした!

お客様の愛車に合わせたわんこグッズの製作・ご相談、承ります。

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